データ表示画面

これはこのアプリケーションのメインの画面で、ここでデータベースの内容をブラウズし、他のダイアログの大半を起動することができます。この画面上には以下があります:

レコード表示・操作部

データ表示画面画面の大部分は一つのビューを使って、データベース内のレコードの一部を表示している表で占められています。使っているフィルターにパスする全部のレコードをスクロール出来る; 要求時ページングのおかげで大きいファイルでも遅くなることはない。通常、レコード上でクリックするとレコード表示画面が起動されます。設定画面でこのオプションを外した場合でも、レコードが選択された状態でスペース、Enter/Return、あるいはCtrl-Rを押すとその画面は起動されます。

データ表示部のセルをクリックし、そのまま0.5秒かそれ以上してから離すと、特別な機能が実行されます。ノートフィールドのセル上でこれを行った場合、記述画面(表示)でノートの内容が表示されます。イメージフィールドのセル上で行ったときは、そのセルに含まれている画像が画像表示画面で表示されます。他のタイプのフィールド上でこれを行った場合、クリックしたレコードを対象としてレコード編集画面が起動されます。

設定画面で”データ表示にページを使う”を選択した場合、画面の下部にそのためのコントロールがあります。画面左下のスピンボックスには現在のビューで1度に表示するレコード数を示しています; この値は好きな正数に変更することができます(表の表示部の右側にスクロールバーが表示されないような小さい値に設定すると、ちょっとだけ横方向の空間が広がります)。”ページごとのレコード数”ボックスの右側には、ページナビゲーション用のボタンがあります。この数字が振られたボタンのいずれかをクリックすることで、そのレコードページに移動できます; 現在のページは押された状態で表示されています。前の5ページ、または次の5ページのボタンを表示させるには、端にある矢印ボタンをクリックします。

フィールドラベル

フィールドラベル行にはフィールド名関連の情報を提供するいくつかの追加機能があります。現在のビューでフィールド表示幅を変更するには、二つのフィールドラベル間の境界(あるいは、最後のカラムであれば右端)をクリックし、望みの位置までドラッグします。フィールドラベルをクリックするとそのフィールドの内容の昇順でソートされます; 再度そこをクリックすると降順でソートされます。フィールドをクリックし0.5秒かそれ以上そのままにしてから放すと、フィールドマリー情報画面が表示されます。

ファイルメニュー

“ファイル”メニュー(Maemo版では唯一のメニュー)にはデータベース全体に適用されるオプションが含まれています。以下があります:

保存

ファイルが開かれてから、あるいは最後に保存されてから行われた全ての変更を保存します。最後に行った変更を保存せずにPortaBaseを終了すると、それらの変更は失われてしまいます(このようなことが起ころうとすると、ダイアログが現れて警告が表示されます)。このオプションは現在のデータベースが開かれてから、あるいは最後に保存されてからまったく変更が行われていない時には選択できないようになっています。(Maemo版では表示されません; ツールバーの保存ボタンを使います)

パスワード変更

データファイルのパスワードを変更するためのダイアログを起動します(暗号化されたファイルでのみ表示されます)。

インポート

CSVファイルからレコードのインポートを行うことができます。

エクスポート

現在のデータベースの内容をCSV、HTML、またはXMLファイルにエクスポートすることができます。

フィルターに含まれるレコードを削除

現在使用しているフィルターに含まれるレコードを全て削除します。

フォーマット編集

フォーマット編集画面を起動します。

列挙管理

列挙管理画面を起動します。

スライドショー

現在のビューに含まれている画像フィールドの画像を時間駆動でスライドショーするための画面を起動します。現在のフィルターに含まれているレコードの画像だけが使用され、順番は現在のソーティングになります。

プロパティ

現在のファイルについての基本的な統計情報(サイズ、レコード数、フィールド数など)を表示する画面を起動します。その画面からフィールドマリー情報画面を起動する事も出来ます。

印刷プレビュー

使っているビューなどで印刷したらどうなりますかを示す画面を表示します。用紙サイズとズーム率などの設定もこの画面で選択できます。(印刷機能のないMaemoでは表示されません)

印刷

使っているビュー、フィルター、とソーティングを適用したデータを印刷します。先に印刷プレビューの画面で設定を確認した方がいいかもしれません。(印刷機能のないMaemoでは表示されません)

設定

設定画面を起動します。

閉じる

現在のファイルを閉じます; 保存されていない変更がある場合は、これを保存するかと聞かれます。(Maemo版では表示されません、上右のボタンを使います; フルスクリーン表示の場合、まず通常表示に戻ります)

レコードメニュー(Maemo版意外)

“レコード”メニューにはここのレコードに適用されるアクションが含まれています。以下があります:

作成

新しいレコードを作成します(レコード編集画面が起動されます)。

編集

選択されているデータレコードを編集します(これもレコード編集画面を使用します)。

削除

選択されているデータレコードを削除します。

コピー

新しいデータレコードを作成しますが、レコード編集画面はあらかじめ、デフォルト値の代わりに現在選択されているレコードのデータが入力されています。

表示

現在選択されているレコードをレコード表示画面で表示します。

小さい画面をうまく使うために、Maemo版はこのメニューを表示しません。同等な機能はツールバーとレコード表示画面のボタンを通じて使えます。

ビューメニュー(Maemo版意外)

“ビュー”メニューではビューの選択と管理ができます。このメニューの先頭部には3つのオプションがあります:

作成

データベースファイルに新しいビューを追加します。このオプションを選択すると、名前は未指定、全てのフィールドが未チェックの状態で、ビュー編集画面が起動されます。

編集

現在表示されているビューを編集します。このオプションを選択すると、現在のビューの名前とフィールド状態でビュー編集画面が起動されます。

削除

現在表示されている削除を削除し、”全てのフィールド”ビューに切り替えます。”全てのフィールド”ビューを削除することはできません。

メニュー内のこれらの項目より下は現在のデータベースに定義されている全てのビューのリストで、現在表示されているものの隣にチェックがついています。別のビューに切り替えるには、表示したいものをこのメニューから選択します。

小さい画面をうまく使うために、Maemo版はこのメニューを表示しません。同等な機能はツールバーから起動させるビュー管理画面を通じて使えます。

ソートメニュー(Maemo版意外)

“ソート”メニューでは、ソーティング(表示順)の設定の選択と管理ができます。このメニューの先頭部には3つのオプションがあります:

作成

データベースファイルに新しいソーティングを作成します。このオプションを選択すると、名前が未指定で、全てのフィールドがチェックされていない状態でソーティング編集画面が起動されます。

編集

現在使用されているソーティングを編集します(命名済みのソーティングがすでに使用されている時のみ選択できます)。このオプションを選択すると、現在のソーティングの名前とフィールド状態でソーティング編集画面が起動されます。

削除

現在使用されているソーティングを削除します(命名済みのソーティングがすでに使用されている時のみ選択できます)。

メニュー内のこれらの項目より下は現在のデータベースに定義されている全てのソーティングのリストで、(ソーティングを使用しているときは)現在使用されているものの隣にチェックがついています。レコードのソート方法を変更するには、使用したいソーティング設定をこのメニューから選択します。もし現在のビューで表示されているフィールドの1つでソートしたいだけであれば、代りに”フィールドラベルのクリックでのソート”機能を使う方が早いでしょう。

小さい画面をうまく使うために、Maemo版はこのメニューを表示しません。同等な機能はツールバーから起動させるソーティング管理画面を通じて使えます。

フィルターメニュー(Maemo版意外)

“フィルター”メニューには、表示対象にするデータレコードを選択するためのオプションがあります。このメニューの先頭部には4つのオプションがあります:

簡易フィルター

一時的な一つの条件だけでのfilterを、簡単に指定できます。全てのレコードを表示しなおす(または別のフィルタを定義して使用する)には、メニューの下部から適当なフィルターを選択してください。

作成

新しいデータフィルターを定義します; これは、名前が未指定で、何も条件が定義されていない状態でフィルター編集画面を起動します。

編集

使用しているデータフィルターを編集します(これもフィルター編集画面を使用します)。”全てのレコード”フィルターは編集できません。

削除

使用しているデータフィルターを削除します。”全てのレコード”フィルターは削除できません。

メニュー内のこれらの項目より下は現在のデータベースに定義されている全てのフィルターのリストで、(フィルターを使用していれば)現在表示されているものの隣にチェックがついています。別のフィルターに切り替えるには、表示したいものをこのメニューから選択します。

小さい画面をうまく使うために、Maemo版はこのメニューを表示しません。同等な機能はツールバーから起動させるフィルター管理画面を通じて使えます。

ツールバーボタン

共通的に使われる操作に素早くアクセスするためのボタンを配したツールバーがあります。以下がそうです:

保存

ファイルメニューの”保存”と同じです。

作成

レコードメニューの”作成”と同じです。

編集

レコードメニューの”編集”と同じです。(Maemo版以外)

コピー

レコードメニューの”コピー”と同じです。(Maemo版以外)

削除

レコードメニューの”削除”と同じです。(Maemo版以外)

ビュー管理

ビュー管理が面を起動します。

ソーティング管理

ソーティング管理画面を起動します。

フィルター管理

フィルター管理画面を起動します。

簡易フィルター

フィルターメニューの”簡易フィルター”と同じです。

フルスクリーン

PortaBaseを通常表示からフルスクリーン表示に変えます、あるいはその逆。